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JUGEMテーマ:政治思想
 
今を去ること73年前の今日、前年の2・26事件に関わった青年将校ら15名が処刑された。
国憲を軽んじ、国法を犯した罪は極めて重く、死刑となるもやむを得ない。
とは云うものの、腐敗堕落した既得権益層が政官財の全てを牛耳っていた当時の状況に思いを致すとき、決然として立ち上がった彼らに共感する部分は多い。

さて、第22回参議院議員選挙の開票結果が本日未明に判明した。
民主党が大敗北を喫し、野党が参議院の過半数を掌握したというけれども、いったい何が変わったのか。所詮は、「日本総督府」の既得権益層内部で権力が移動したに過ぎぬではないか。
「真正保守」と言ったところで、要は親米・反社会主義に過ぎぬではないか。
政官財学報に広がる腐敗堕落した戦後エリートの支配という構造は些かも変化していない。

いつまで、我々は米中の顔色を窺いながら生きていかねばならぬのか。その上、富まで奪われ続けねばならぬのか。このままでは、一般国民は生存することすら覚束なくなるだらう。

もう我慢できぬ。
この「日本総督府」を何としても打倒せねばならぬ。
あらゆる手段を駆使して、戦後エリート支配を根底から打ち崩さねばならぬ。
その上で、共存共栄の原理たる国体に立脚し、グローバル化する世界に即応できる独立日本を構築せねばならない。

時あたかも、今日は35歳の誕生日である。
早々と祝福メッセージを下さった方に厚く御礼申し上げたい。
私に残された時間は何年か分からぬが、「維新」のために全力を尽くすつもりだ。
同志諸兄姉の御理解・御協力を頂ければ幸いである。
| 御挨拶 | 20:40 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
お誕生日おめでとうございます。

仰るとおりですね。
わかりやすい敵を叩く事で満足してるところがあるかもしれないですね。
親米かな?と思えば、女系容認派を皇統断絶と非難したり、保守論壇の「空気」というのは、よくわからないものがあります。
| | 2010/07/12 8:57 PM |
>風さま

有難うございます。
一貫した信念があるのではなく、保守論壇内部で自らが優位に立ちたいだけという気さえしますね。
かつての保守論壇は人間に関する洞察と諦念にあふれてをり、「大人の世界」だったのですが…。
| 金子宗徳 | 2010/07/12 11:55 PM |
お誕生日おめでとうございます。
僕は、今、ある研究会で報告するために、小泉のような日本人の富を米国(ウォール街のハゲタカ)に貢いだ連中が、なぜ、5年半ものうのうと政権を維持し、数年後に国民の圧倒的大多数が不幸になる政策(左翼も保守派も大半の人々は今、疲弊しているであろう。その疲弊の元となる政策)を易々と実行できたかを検証しようと思って、2005年の『文藝春秋』、『正論』、『中央公論』、『世界』の全部の記事を洗い出し、その中で特に政治的な論考をさらに読み、更にそこの中から小泉政権への立場を当時の論壇がどう見ていたか調べています。
おそらく単純な保守の人は『正論』を愛国派の雑誌、『世界』を憎き左翼の巣窟というレベルで止まっているでしょう。
また、両方を同時に読んでいる人も世の中に多くはいないでしょう。
まだ全部、調べていませんが、読んで気づくのは、保守論壇はほとんど、中国と韓国の悪口のオンパレードです。まあ、これはこれでいいのですが、あまりにアメリカに無防備です。というより、親米保守が日本の保守の主流ですからこれは当然と言えば当然ですが、あまりに偏っています。
一方の左翼陣営は、昔ながらの進歩主義で、その方面から小泉独裁を批判してはいますが、(当然といえば当然ですが)我が国を守るという意識はありませんから小泉批判も的はずれです。
悲しいのは、保守は要するに「反左翼」でしかないことです。
中国・韓国批判はまま良いにしても、郵政民営化問題では、関岡氏と東谷氏というジャーナリストのたった2人しか、竹中系列の陰謀を見抜いていませんでした。
というか、この2人以外の保守派は、小泉が靖国神社にいってくれさえすれば、内政はどうでもいいというレベルです。
要するに、保守派も何を守ろうとしているのか分かりません。洞察力のない、ただ左翼が嫌いなヒステリックな人間のオ●ニーが保守論壇で、そのオナ●ーぶりが左翼とは違うだけです。
『世界』と『正論』は対局の雑誌ですが、読んだ後に残る徒労感とぐったりした感じは共通でした。
| けん | 2010/07/14 2:00 PM |
>けんさま
冷戦中は、「親米・反社会主義」というスタンスに「ソ連の脅威に対抗して自立度を高める」という大きな意味がありました。
けれども、冷戦が終結して経済のグローバル化が進む中で、「米国の属国化」が推し進められます。かつてのソ連に中共をなぞらえる向きもあるようですが、米中の経済的結びつきは強固であり、完全な敵対関係ではありません。
にもかかわらず、『正論』も『世界』も旧態依然とした視点から脱却できていないのです。
その背景には、論壇ひいては戦後エリート内部の既得権益争いがあるのでしょう。何はともあれ、その既得権益構造じたいを叩き潰さねばなりません。
| 金子宗徳 | 2010/07/18 7:01 AM |
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