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フランスが羨ましい
一昨日の日経新聞電子版に以下のインタビュー記事が掲載された。
もっともな意見ばかり。
このような「国民主義」(断じて「極右」に非ず)政党が日本にも必要だ!

仏極右政党のルペン党首「ユーロ圏から離脱を」
脱原発は「段階的に推進」
2011/10/17 23:04 情報元 日本経済新聞 電子版
 
【ブリュッセル=瀬能繁】来年のフランス大統領選挙の有力候補に浮上している極右政党「国民戦線」のマリーヌ・ルペン党首は日本経済新聞のインタビューに応じ、大統領選の1回目の投票でサルコジ仏大統領を破り「決選投票に行く自信はある」と述べた。フランスのユーロ圏からの離脱と、段階的に脱原発を進めるべきだとの見解を明らかにした。主なやりとりは次の通り。
 
――大統領になってどう国を変えるのか。
「第1にグローバル化の阻止。グローバル化でフランスは破壊され、経済成長に歯止めがかかった。第2に、移民の問題だ。5百万人の失業者がいるのに外国からの労働者が入ってくるのは論理的ではないし、文化的な摩擦も起こしている」
「第3に安全の問題で、日本人観光客は(治安悪化の)最初の被害者ともいえる。今の政府の安全放任主義から脱却しないといけない。サルコジ大統領は彼に投票した人を人道的に裏切った。国民の奮起を期待している」

――ユーロ圏からの離脱を主張している。
「フランス産業を破綻させ、企業は海外移転を余儀なくされた。いったんユーロ圏から抜け、通貨フランを復活させるべきだ。ユーロで社会は荒廃、経済は窒息し、さらに(ギリシャ支援などで)他の加盟国の負債に連帯責任を負わされようとしている。ユーロ破綻に加担しているだけだ」
「ギリシャは小国。もし次にイタリアが同じ状態になったら救援できるのか。救済しているうちに欧州連合(EU)自体がどんどん貧しくなってしまう」

――自由貿易にも反対だが。
「国境に何の制約も設けないのは間違いで、欧州大陸の経済を決定的に破壊してしまう。理由は簡単。社会保障などの制度がなく、低賃金の中国に対抗できないからだ。私は経済的に自国を守りたいと思っているだけ。大量の人間が自由に行き来すると大量の移民を生む。大量のお金の行き来は投機を生む」

――日本では福島で原発事故が起きた。
「最終的な目的は脱原発だ。今の状態で脱原発は無理で、代替エネルギーを見つけるまでの期間に2つのことをする。第1に原発の安全化。第2に代替エネルギー開発への大規模な投資。日本の事故で学んだことは、民間企業による原発はいけないということ。私有化すると安全を犠牲にして利益が生み出される。政府が原子力産業を傘下に置くべきだ」

――あなたは世界で極右と認識されている。
「侮辱の言葉だ。愛国心を持ち、大統領選に立候補しようとしている私の信ぴょう性を失わせようとしている。私は極右とは全く関係なく、どちらかというと(元大統領の)ドゴール派だ。何かを決める時、頭にあるのはただ1つ。それがフランス、仏国民に良いことかどうかだ。最近のフランスの政治家はグローバル化という信仰の中で泳いでいるだけだ」

――日本の印象は。
「日本の経済状況は危機的と報道されるが、フランスに比べると大したことはない。日本の債務(借金)は大きいが、お金を貸しているのも日本人だ。大震災の際の日本人の尊厳ある態度、冷静さは大変尊敬できる。日本人は非常に偉大な民族だ。近く日本を訪れる機会があればと思う」

マリーヌ・ルペン氏
フランス極右政党「国民戦線」の創設者ジャンマリ・ルペン氏の3女。パリ第2大学で法学修士取得。国民戦線の法律担当などを経て2004年から欧州議会議員。今年1月から国民戦線の第2代党首に就任。「中絶容認」などで洗練した印象を市民に与え、支持層を拡大している。43歳。子3人。

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